メタルフォトおよびメタルフォトプラスのプレートは感光性で写真的な製品です。
工程作業のうち、暗室で行うものがあることをご認識ください。
箱から出すとき(開封するとき)は必ず暗室の平らな場所で行ってください。
暗室内でも未露光プレートを剥き出しのまま5分以上放置しないでください。
メタルフォト作成手順
既感光性アルミニュームMetalphotoの取扱い
箱からの取り出し
箱の開け方
留め金具の片側だけをはずし、真中のテープを切り裂き箱を開きます。
プレートは黒いビニールの袋の中に入っていますので、ラベルを下にして平らな所に置きます。
ラベルを上にして見たとき、中に入っている一番上のプレートは感光面が下向きになっていますので
ご注意ください。
つぎは袋からプレートを取り出します。
袋に貼ってあるラベルが下になった状態ですか?ご確認ください。
ライン目と表裏
MPサテンのライン目には方向性があります。
MP2には表裏があり、プレート上のノッチ位置から判断できます。
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既感光性アルミニュームMetalphotoの作業手順
●注意 板を箱から取り出す作業から定着の作業までは必ず暗室でおこないます。
1 フィルムプリントアウト
イメージをフィルムにプリントアウトします。
フィルムの黒色部分がアルミ地に、透明な部分が黒色になることを忘れずに作製してください。
2 露光・焼付(expose)
フィルムをメタルフォトに密着させて露光・焼付をします。
メタルフォトの感光面とフィルムの印刷面をあわせます。
3 現像(developer)・定着(fixer)・水洗
ジッププロセッサー(自動現像定着機)か トレイ(皿)・タンクを使用します。
薬品を使うので作業は必ず平らなところで行います。
トレイ・タンクはきれいに洗ったものを使うことをお勧めします。
定着まで済んだプレートは一度水洗いをします。
セルローススポンジでプレート全体をよく洗います。
4 調色(image intensifar)/カラーリング
調色液を、必ず説明書の注意に従って調合します。
プラスチックあるいはガラスの容器を使用してください。
調色が済んだらプレートを再び水洗いします。
セルローススポンジを使ってていねいに洗い流してください。
調色まで済んだら必要に応じてカラーリングをします。
プレートをそのまま染料に漬ける手法でカラーリングをすることができます。
カラーリングを済ませたプレートは完全に乾かしてから次の作業にうつってください。
5 封孔(sealing)
最後に封孔をして完成です。
封孔液に脱イオン水または蒸留水を混ぜ合わせ、沸騰したところに15分程度つけ込みます。